ねこらぼノート

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分離型キーボードの比較レビュー(2018年1月)

2017年から分離型キーボードがトレンドになっているようだ。分離型キーボードを極めるにはキーボードのオープンソースを改造して自分に合わせて自作するのが良いのだろうが、分離型キーボードがどんなものかわかっていないのにいきなり自作はハードルが高い。そこで、すぐに使うことができる既製品の分離型キーボードが必要とされる。本記事では2018年1月現在の既製品について比較レビューする。

分離型キーボードとは

分離型キーボードとは、右手と左手で打つ範囲が分離しているキーボードのこと(下の写真を参照)。

分離型キーボード一覧

既製品の分離型キーボード一覧をまとめてみた。

  • MiSTEL BAROCCO MD600
  • Ergodox EZ
  • Matias Ergo Pro for Mac
  • Kinesis FREESTYLE2
  • Kinesis FREESTYLE EDGE
  • Kinesis Advantage2

比較項目

比較項目として入力構造・矢印キーの有無・キー配列を調べた。入力構造は入力の気持ち良さに直結するので重要である。矢印キーは比較的使うので必要。キー配列は独特な配列になってしまうと戻れなくなるのが怖いので一般的なキー配列が良い。まとめると次の表になる。

比較項目 説明 評価
入力構造 メカニカル or メンブレン など メカニカル、静電容量方式が良い
矢印キーの有無 矢印キーは独立して存在するか ある方が良い
キー配列 キーは一般的な配列か 一般的なキー配列が良い

比較結果

分離型キーボードについて比較項目を調べた。入力構造は、Kinesis Freestyle2がメンブレンで、それ以外はメカニカルである。矢印キーは、MiSTEL BAROCCO MD600がなしで、それ以外はありである。キー配列はMiSTEL BAROCCO MD600、Kinesis Freestyle2、Kinesis Freestyle Edgeが普通で、それ以外が独特である。

商品 入力構造 矢印キーの有無 キー配列
MiSTEL BAROCCO MD600 メカニカル(Cherry) なし 割と普通(Escとチルダの両方は不可)
Ergodox EZ メカニカル(Cherry) あり 矢印・記号が独特
Matias Ergo Pro for Mac メカニカル(ALPS互換) あり スペース右にCommandキーとOptionキーの2つ配置できない
Kinesis Freestyle2 メンブレン あり 割と普通(追記:6キーが左)
Kinesis Freestyle Edge メカニカル(Cherry) あり 割と普通(追記:6キーが左)
Kinesis Advantage2 メカニカル(Cherry) あり 矢印・記号が独特

結論

Kinesis Freestyle Edgeがメカニカルで矢印キーがありキー配列が割と普通なので良さそうという結論に至った。※追記参照

追記

Kinesis Freestyle Edgeは6キーが左だった。6キーは矢印より押すことが少ないけど違和感を感じる。

つまり、条件を全て満たすキーボードは存在しないが、現状で良いキーボードは6キーより矢印優先ならKinesis Freestyle Edge。矢印より6キー優先ならMiSTEL BAROCCO MD600だ。

参考文献